カテキンでおなじみの緑茶には抗菌・消臭など、うれしい効果を持つ成分がいっぱい。お茶を抽出した後の茶殻には、まだ多くの有効成分が残っていました。そこで伊藤園は、この有効成分を含んだ茶殻を用いて「茶配合ボード」を開発。これを畳の芯である畳床に採用したのが、「さらり畳」です。含まれている茶葉が消臭効果を高め、さわやかな和室空間を造りあげます。
茶配合ボード使用床材
用途に合わせて3種類
すべて茶配合ボードで構成された、自然派床。ワラ床と同等のコシを持ち、優れた断熱・防音効果を備えています。
茶配合ボードとスタイロフォームの２層式軽量タイプ。下からの防水、断熱に特に優れ、RC造住宅やマンションにお勧めです。
茶配合ボードでスタイロフォームをはさんだサンドイッチ構造。一般住宅から集合住宅まで幅広く利用されている標準タイプです。
〈健やかくん〉シリーズは、ヘルシー＆エコロジーをテーマに開発した、人に地球にもやさしい新世代の畳。心地よい感触のイ草性能を、より快適にハイテクで実現した天然木質素材高級和紙の畳表です。
健康と環境への配慮を大切に、より快適な和のくつろぎを演出します。
変色・褪色しにくいため新しい畳の表情を長く保ちます。
変色試験結果
フェードメータ処理試験
紫外線50時間照射（１～2年相当）
ダニ・カビの発生は不快なだけでなく、アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因にもなります。下図のダニ・カビ試験の結果どおり、防ダニ・防カビに優れた新素材の畳表です。
ケナガコナダニ増殖性試
ダニが繁殖しやすい条件でケナガコナダニを12,000匹植付け、時間経過とともに這い出したダニの数を調べたものです。この結果、健やかくんにダニが大量に増殖する可能性は、低いものと考えられます。
※畳床にはダイケン畳床を使用してます。
曲げ加工に強く、縁の加工がきれいで縁無し畳の加工に適しています。
通常のイ草表にある染土がなく、染土を拭き取る手間が省け掃除が簡単です。
国産竹炭が入った健康畳。竹炭には、縦にも横にも無数の孔があり、その孔の表面積は上質の備長炭の2.5倍強にあたります。そのため、脱臭、殺菌作用、温度の調整、通気や蓄熱性があります。また、竹炭からは強力なマイナスイオンが出ており、竹林の中にいるような爽やかさや心の落ち着きをもたらしたりします。
断面図
畳床の中に竹炭を挟み込んであります。
畳一枚に約2kgの竹炭を、
細かく砕いて敷きつめてあります。
竹炭の脱臭作用により、畳や部屋の悪臭を除去します。
従来の畳に比べ、カビやダニの防止に大変優れています。
温度の調整により、湿気が多くなると吸収し、乾燥すると放湿することから、冬の底冷えや夏の蒸し暑さを解消し、室内を快適な環境にします。
空気汚染の原因である二酸化窒素（NO2)、アンモニア等を補収して空気を浄化する。
マイナスイオンによりやすらぎが増し、心身共に気分を爽快にします。
竹炭を2kg挟むと、備長炭の5kg入りと同等になり、なお畳床の性能に優れています。
